面接での質問

面接の際に聞くべき質問、聞くべきでない質問を題材とした本やコラム等はたくさん出回っています。多くは質問をすることを良いこととし推奨しています。とは言うものの、面接官は会社や仕事について20もの質問をされたり、一次面接で尋問されることを望んではいません。では、どのような質問をするのが良いのでしょうか?たくさんの本やコラムで「専門家」がしているアドバイスのうち、どれが一番的確なのでしょうか。もちろん、状況によっても違いますし、すべての状況においてパーフェクトな質問を「これだ」と断言することは不可能です。しかしながら、社会人として従うべきルールはいくつかあります。

1. 事前準備。事前にリサーチをすることにより、会社や仕事について詳細な情報を知ることができます。さらに、求人票から仕事に求められている全体像を掴むこともできます。あなたが仕事・会社について理解し準備してきたことを示せるよう、質問を組み立ててください。例えば、もしあなたが製薬会社のプロジェクトマネージャーのポジションに応募しているなら、下記のように事実を述べた上で質問をすることができます。「最近ABC製薬を買収され、これによって心臓病の治療領域における御社のプレゼンスが高まったと読みました。求人票を拝見し、会社間のインフラ関連のプロジェクトを担当するプロジェクトマネージャーのポジションを募集されていると理解いたしました。こちらは、ABC製薬のプロジェクトも含まれますか?」

事実を述べた上で業務に関連する質問をすることによって、きちんと準備をし、この面接を真剣に捉えていると面接官に印象付けることができます。

2. カルチャーフィット。給料と職責はもちろん重要ですが、会社と合うかどうかも重要なポイントです。あなたがその会社のスタイルや体制で気持ちよく働くことができるか確認するため、企業文化について質問することは大切です。「個人又はチーム、どちらのスタイルで働きますか。」等の質問は有意義な質問でしょう。もしあなたがチーム環境が得意で、たくさんのやり取りを期待しているなら、個人プレイの環境で働くのは辛いでしょう。他にも、「このポジションや会社で成功している人はどんなタイプの人ですか」という質問も役に立ちます。この質問で、彼らが求める人物像と成功する人物像を把握することができます。彼らの説明はあなたの強み、意欲や性格にマッチしますか?

3. 自身のネットワークを使う。これはトリッキーなので、注意が必要です。応募している会社であなたの知人は働いていますか?もちろん、その人との関係性にもよると思いますが、簡単な質問でその会社のことが良く分かります。例えば、応募している会社で働いている人とLinkedInで繋がっているかもしれません。環境や、部門についてなど一般的な質問をするのはいいと思います。その時に、同じポジションの人に聞くことは避けてください。(その会社組織で現在何が起きているかは分からないので、安全策を取って下さい。)また、面接の前にSNSの招待を面接官に送ることは絶対にお奨めしません。(入社が決まれば別ですが、面接後も避けたほうが無難です。)SNSは大変便利で役に立つものですが、注意して使いましょう。あやしい場合は避けましょう。

4. 繰り返し。もしあなたがチームメンバーの何人かと個別に面接をしていたり、他の部署の人達と面接をする場合、あなたにとって重要だと思う質問を繰り返しすることをお奨めします。例えば、私が候補者と面接をし、質問はありますかと聞いたとき、多くの方が、他のスタッフに答えていただいたのでありませんと回答します。なぜでしょう?矛盾がないことを確認するために、すべての面接官にあなたが重要だと思う質問をすることを強くお奨めします。もし多くの人が異なる回答をした場合、それは危険信号です。それが職務内容や職責に関わるものだった場合特にです。すべての面接官から一貫性のある回答を得ることが重要です。

面接で候補者が聞くことができる質問はたくさんあり、状況により異なってきます。上記のいくつかのアドバイスが、お役に立てれば幸いです。

また、面接の目的を忘れないようにしてください。面接は、面接官、候補者の両方がお互いマッチするかを確認する場です。質問することによって、あなたが本当にその会社に興味があるか確認できる情報を得ることができます。

Happy Interviewing!

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