上司の取扱説明書

マネージャーへ向けた従業員のモチベーション、インスピレーション、指導方法に関する本や記事はたくさん見つけることができますが、従業員へ向けた「上司の取り扱い方法」を書いたものはあまり見かけません。今回は、上司の取り扱い方法に関するいくつかの秘策とアイデアをお伝えします。上司と効果的にうまく付き合うことで、仕事上の関係性が良くなり、あなたが望んでいる機会を得られるかもしれません。

まず、ここで私の言う「取り扱い」を定義したいと思います。「取り扱い」とは、うまくコントロールことで、上司との関係性を良くし、コミュニケーションを改善することです。さらに、キャリアを正しい方向へ導くことができ、より多くの機会を得ることができます。私はこれらの方法が全ての上司に効くと信じていますが、例外は常にあることに注意してください。

1. 過度な約束をしない

ほとんどの従業員は上司に良い印象を与えたいが為、しばしば過度な約束をすることがあります。当初は、誰もがテンションが上がり、確約をしてしまいます。しかし、もし過度な確約をし、成果を出せなかった場合、適切に計画を立てることができないか、又はその業務を遂行するスキルや能力がないとみなされます。これは関係者全員にストレスを与え、失望する結果となります。これは、設定するバーを低くするという意味ではなく、現実的な設定をすることを意味しています。挑戦的であり、且つ達成可能な目標/マイルストーン/タイムラインを設定することで、期待以上の成果を出すことができます。そうすることで、あなたが良く下調べし、計画、管理をして、設定したタイムライン内にソリューションやプロジェクトを提供したと示すことができます。あなたが望んでいるように他との違いを示すことができ、褒められるでしょう。期待以上の成果を出すと、さらなる信頼を築くことができ、規模が大きかったり重要なプロジェクトや取り組みの機会を得ることができるでしょう。

2. アドバイスを求める

ほとんどの上司は必要とされ、感謝されることを望んでいます。アドバイスを求めることで、積極的且つプロフェッショナルな方法で、上司と対話することができます。ただ、問題の解決策を求めて話しに行ってはいけません。必ず自身のアイデアや問題、困難を振り返り、可能な解決策や緩和策を持って、上司と見直しをしてください。こうすることで、問題/機会を特定する能力と論理的思考を示すことができます。あなたの上司は必要とされていることを感じることができ、解決策や次のステップについて、喜んで一緒に取り組むでしょう。最も重要なことは、アドバイスを求めることにより、プロフェッショナルな対話を生み、更なる信頼に繋がるということです。上司に問題を相談することは、最初は不安だと思いますので小さいことから始めましょう。例えば、あなたが営業職で新規開拓が弱点だと感じているなら、そのエリアを改善したいことを相談してみてください。

3. プロフェッショナルな態度

常に礼儀正しく上司と接してください。私はEメールや電話・ビデオ会議、さらに対面での会議でも、従業員がカジュアル過ぎるのをよく見ます。対応の際、特にEメールの時は(会社の文化によっても異なりますが)、敬称や挨拶を付け加えましょう。そして、感謝の言葉で締めましょう。社会人としてのマナーを欠いた1、2行のメールは避けてください。一部の上司はこれを少し失礼だと見るかもしれませんし、あなたが「余りにもカジュアル」であれば、同僚、会社のパートナー、ベンダー、クライアントに同じことをしていると思われてしまいます。自ら機会を逃すようなことはやめましょう。

4. 思慮深さ

これは少し議論の余地があるかもしれませんが、私は思慮深くあることを勧めます。上司の誕生日、特別な日などを常に覚えていて、どのようにするのかはあなた次第ですが何らかの形でそれを表してください。1年を通し、カードやシンプルなメモを送る機会は数多くあります。それらは大きなプラスの違いを生み出します。さらに、多くの国では、夏や新年の始まりなどの季節に贈り物をする習慣がありますので、その時は贈るよう心がけましょう。思慮深いと見られるのは、経営陣の中で評価を上げたり、クライアントを管理するのにも非常に優れた特性です。チームから少しずつお金を集めて、部署やチームからといって渡すのも良いでしょう。上司や同僚からリーダーシップがあり気配りができると思われます。

5. ボランティア

上司がすぐには気付かない様なボランティアをすることが重要です。例えば、新入社員のウェルカムパーティーを開催したり、成績が良かった際のお祝いや祝日のお祝いをするなどです。一歩進んで、チーム/部門/会社のリーダーとしてチャリティーを支援したり、災害の時の清掃や救済活動などを行うこともできます。日常の仕事を超えて何かをすることは、あなたが他人に熱意と情熱を持っていることを示します。すべての上司は、従業員に必要とされるスキル以上のものを求めています。

6. 解決の姿勢

あなたは、大きな問題を解決したり、生産性を向上させるアイデア、または企業改善につながるアイデアはありますか?時間をかけて解決策をリサーチし、アイデアをまとめて上司に提案してください。もしあなたが常に会社がより効率が良くなるために努力しているなら、あなたはコントロールを取って改善のために仕事をするプロフェッショナルと見なされます。しかし反対に、上司に批判、苦情、または不完全なアイデアを持って行くのは悪影響を及ぼすので避けなければいけません。

7. 柔軟な対応

上司の機嫌が悪いときや非常に忙しい時には、柔軟に対応してください。上司が全力で仕事をして目いっぱいのスケジュールをこなしているときは、ちょっとした問題で煩わせることがないようにしましょう。自身で管理できる場合は、さらに追加の仕事を増やさないように!また、忙しいと知っている日に緊急でない会議が予定されている場合は、配慮して別の日程に変更することをお勧めします。この対応は大いに評価されるだけでなく、よりリラックスした状態の上司と会議ができるチャンスでもあります。より会議にふさわしい時間が取れ、上司にも集中してもらえます。そして、あなたが注意深く、積極的且つ柔軟に対応していることを示すことができます。

8. 熱意を示す

私は、多くの社会人が難しい業務に挑戦している時や、日常の業務で興味や熱意を見せていない場面を多く見ています。きちんと同僚に「おはよう」と言い、常に笑顔を忘れないチアリーダーでいてください。プロフェッショナルでいるという事は、機嫌が悪いときでもポジティブで楽観的な顔をすることです。熱意があり、ポジティブな人が他者を惹きつけるので、あなたの上司もそのうちの1人になるでしょう!

9. 褒める

上司が良い仕事をしたら、決してわざとらしくならないよう敬意を示してください。上司の成功を知るための時間を作り、彼又は彼女に敬意を表しましょう。また、「良い会議でした」や、その後のエピソードを添えて「アドバイスいただきましてありがとうございました」などのシンプルな褒め言葉はどんどん言いましょう。そして、いつの時代でもみんな節度ある外見の褒め言葉は大好きです!

上司の取り扱いはトリッキーかも知れませんが、難しくはありません。上司にあなたの気配り、関心、熱心さや改善意欲を見せることにより、上司や経営層はあなたの存在意義に気付くでしょう。これらの「秘策」を採ることで、早いキャリアアップや、希望の役割やポジションを得ることができるかもしれません!しかし、これがレシピであることに注意してください。1つか2つ実施することは、卵なしでケーキを作るようなものです。できるかもしれませんが、レシピにしたがうことで最高の味になるのです!さあ、取扱説明書に従って、上司の料理を始めましょう!

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