内定通知

あなたはキャリアを構築して新しいスキルや経験を得ようと、リサーチを入念に行い、自ら選んだ企業の1番興味があるポジションに応募しました。スキルや経験を含めた魅力あるレジュメを提出し、面接に呼ばれました。1次面接を突破し、2次面接に進むことができました。そして、2次面接も上手くいき、管理職及び人事との3次・最終面接にも呼ばれました。今までの努力が報われ、あなたは今、念願の内定通知をもらう段階です!

過去12ヶ月、私は残念な傾向をよく見ます。内定通知が遅れたり、不利な条件に変更されたり、会社によって取り消されたりするケースが増加しています。もちろん、候補者は様々な理由で内定を断ることができます。ですが今回は、企業からの内定通知とそのプロセスに焦点を当てたいと思います。それでは、なぜ企業は全ての面接プロセスが上手くいった後に、内定を出さない、あるいは内定取り消しという決断をするのでしょうか。次に主な理由を挙げますので、参考にしてください。

1. 感謝を表明していない

傲慢になったり、自己満足してはいけません。私はここ3週間で、候補者が感謝の気持ちを示さない例を3つも見ました。このようなケースは需要が高く、複数の内定をもらっている候補者によくあります。最も最近の例は先週です。信じられないことに、通知から5日間何も反応がありませんでした。5日後、企業も連絡もできない何かが起こったのかと心配になり、候補者に電話をしました。電話に出た候補者は、確かに内定通知を受け取っていて、今全てのオプションを検討中だと答えました。また、内定通知に回答期限がなかったので、いつ答えてもいいと考えていたそうです。信じられません。どんな理由があろうと、またもしその企業が2、3番手だったとしても、常に感謝の意は示すべきです。通知が届いたその日に、内定についての感謝と喜んでいる旨を返信してください。もし考える時間が必要ならば、全ての文書を確認する時間が必要であることを知らせ、できるだけ早く回答することを伝えましょう。そしてまた、自分に割いてくれた時間と信頼してくれたことに感謝しましょう。候補者がすぐに回答しない場合、結果はほぼ同じです。企業は候補者に連絡し、確認不足に苛立ちます。そして、その日か次の日に回答期限を設けます。ですが上手くいった例も少なく、このような事態は簡単に防ぐことができることです。

2. リファレンスチェックの結果が良くない又は取れない*

求職者が面接に挑む前に、きちんとしたリファレンスを事前に用意していないのは非常に残念です。ほぼ全ての求職者は面接の最終段階になってからこのプロセスを始めます。そうすると、企業の大多数はポジティブな結果を確認してから内定を出すため、遅れが生じます。時間が経てば経つほど、何かが起きる可能性が高くなり、あなたが貰う筈だった内定が他の人に出されるかもしれません。最悪のケースは、候補者がリファレンスがなく、取れない言い訳を並べ立てることです。例を挙げると、会社が倒産している、元の会社はリファレンスを出してはいけないポリシーがある、又は上司がもうその会社で働いていない等です。もしあなたがリファレンスが必要な際に元上司を探す手間を惜しむなら、企業はあなたのことを準備不足で怠惰な人物だとみて内定を出さないでしょう。加えて、適切なリファレンスを提供できないということは危険信号であり、企業は最悪のケースも鑑みオファーを控えるでしょう。これは非常にシンプルなことなので、転職活動を始める前に準備しておきましょう。

*日本では馴染みがない方もいらっしゃると思いますが、多くの外資系・グローバル企業では内定前にリファレンスチェックや在籍確認を実施しています。

3. 希望条件の設定

始めの面接プロセスが上手くいき、最終段階に入った際に希望条件を伝えてください。面接の最終段階では、就業開始可能日、希望の給料や他の重要な問題について明確にし、相談することができます。多くの候補者は適切にコミュニケーションを取っておらず、内定を受け取る際に希望条件のミスマッチが生じ、残念な結果に繋がることもあります。例を挙げると、1人の候補者が面接している企業に1ヶ月前通知で就業開始できると伝え、企業は1ヶ月と2日後を就業開始日に設定し内定をだしました。候補者は3日後に、この就業開始日にスタートできないが6週間後にスタートできると連絡してきました。(理由は色々あると思いますが、私はこのようなケースを多々みてきました。)企業が就業開始日を遅らせてくれるケースも稀にありますが、上記のケースでは、企業は他の候補者を取りました。多くの企業は「裏切られた」気持ちになり、開始日を遅らせることはしないでしょう。内定の段階になる前に、採用マネージャーに就業開始できる日をきちんと伝えることが、この会社と良好な関係を築く第一歩となります。

すべての候補者は、面接の過程で多くの時間とエネルギーを費やします。もし候補者・企業共に前向きに進んでいるなら、気を配り、感謝を示し、事前にリファレンスを準備し、希望条件を上手く伝えてください。それができると、双方にとって内定プロセスがスムーズに前向きな姿勢で進みます。できないと、残念な結果に繋がる可能性が高くなり、理想の仕事は消えてしまいます。

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